薄板・棒、切断面の直線・直角・平面出し治具の作成

アルミ・アクリル板とか棒とか基板とか、切ってはみたが直線が出てない、直角になってない、切り口がギザギザ、という不幸に直面し修正を試み、さらに不幸になることがあります(ありますよね、ね)。

たとえば、紙やすりなどを施したガラス板やL型金具などを動員して、素材をそれにあてて動かしたところ、曲線的ななにものかを作ってしまうことがあります(よね?)。

素材を手で持って動かしてOKな道具としては糸鋸盤・丸鋸テーブル・バンドソー、料理だと削り節器とかおろし金とかがありますが、素材を固定して道具の方を動かすもののほうが圧倒的に多いのは、ある意味理にかなっているのでしょう。

というわけで、今回、その手の不幸根絶のための治具を作りました。

なんちゃって工作の極みですが、意外と悪くないので、以下紹介します。

準備するものは、引き出しなどで使うスライドレールを二本。これがキモです。他に端材と100均のC(J/G)型クランプ2つで完成です。

レールは「アイワ スライドレール ミニベアリングタイプ」なるものを使いました。

材料は、MDF材を貼った座高の高いまな板のような土台になるようなものを一つ(昔、小さなものを加工するする時の加工台として使っていたものを引っ張り出してきました)。あとは、レールをつける2×4端材、素材を載せる端板一枚とストッパー用の3mm程度のアルミ板端材。

加工土台(箱)をてきとーに作ったら、次にレールを2×4端材につけます。20mm程度のビスでそれぞれ3箇所ぐらい。

このレールを加工土台に固定します。同じくビスを3本ぐらいづつ。

なお台には2箇所ぐらいクランプ固定用に丸穴をあけておきます。あけなくても二箇所以上で固定できれば必要ありません。

次に素材固定用の板。2cm厚程度の端板の上部にアルミ板(3mm厚のフラットバーを使いました)をストッパーとしてつけるだけです。5mm皿ネジを3個ほど使って固定。

これで完成。

右側にヤスリをつける2×4材がレールで土台固定されており、左側に素材固定用の板がクランプで土台固定されているというわけです。左利きの人はその逆をやってください。

おまけで、平面をなるべく確保することとヤスリを剥がしやすいようにするために2×4材側面にアクリル端材をビス留めしましたが、面倒なら省略してください。

あとは紙やすりを貼り(糊でも両面テープでも好きなように)、曲尺で直角をだしてクランプで固定します。ヤスリとストッパー側の板の隙間を少しあけた方が扱いやすいです。

ストッパにそって削りたい板(棒)を乗せて、可動部(2×4端材)を動かすだけです。

素材が動かないように出っ張った部分を少しづつ削っていく、という意識があれば、素材は手で抑えておくだけでOKだとおもいます。焦りは禁物です。

上は蛇の目基板を削っているところです。下の写真のように(14cmから18cmの目盛りの部分)、切り口が少し膨らんでしまっています。

ヤスリをかけた後のようす。

作業後の切り口を正面からみた図。

その拡大図。切り口の研磨にも役立つと思います。

なお、材料につかう端材は、できるだけ平面、直角がでていそうなものを選んでください。レール台の板と可動部の2×4端材の直角、レール台とストッパ板の平面確保がミソです。

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